秋田おすすめスポット

秋田の観光地巡り Places to see in Akita 秋葉丈志
秋田の人には生まれてから空気のように享受してきたことなのかも知れませんが、 外から来ると自然も食も歴史・伝統・文化も揃った、豊かで魅力に尽きない土地に感じます。 そんなわけで、秋葉が訪ねた秋田の魅力一覧です。観光のご参考に。
角館 武家屋敷が残る街並みが有名。 サクラの季節が人気ですが、晩秋の角館もなかなかよかったです。 深く紅葉した木々と重厚な武家屋敷の雰囲気が美的。 秋田内陸縦貫鉄道(内陸線)の始発駅でもあります。 余裕があれば、情景豊かな内陸線の旅とセットで訪ねるのがおすすめ。 田沢湖 「辰子姫」はまぁこんなものか、という感じでしたが。 カルデラ湖の色合いの変化が素敵。 晴れた日の昼間はturquoise色といわれる、独特の水色から深い紺色までの濃淡のある水面。 曇った日の明け方は、澄んだ水で、湖全体は灰色に輝き、その向こうに靄がかかった感じ。 行く時は湖畔にある「山のはちみつ屋」という素敵なお店に必ず立ち寄ります。 いろ〜んなフレーバーのはちみつがおしゃれな店内に並び、はちみつアイスやはちみつスイーツもいただけます。 抱返り渓谷 田沢湖から程近いところ。ぜひセットで訪ねてほしい。 駐車場から歩いて40分足らずで、水量豊富な華麗な滝へ辿り付ける。 そこまでの道はちょっとした森林浴で、渓谷を流れるturquoise色の水を見下ろしながら 清々しい空気を味わえる。 道は緩やかで、手軽に自然を味わえるためか、老若男女問わずいろんな人が歩いていて、 カップル連れ、外国人観光客も多い。 入道崎 男鹿半島の先端の岬。定番スポット。北緯40度線が通っていて、 それを記すマーカーや世界地図もある。 日没の水平線がロマンティック。 ハタハタ定食や海鮮丼を提供する食堂が並んでいる(入道崎会館)。 なまはげ伝承館(男鹿・真山地区)←最優先おすすめ なまはげ習俗をリアルに伝えている。秋田に来る人には絶対絶対、ここは行っておくべき! とお勧めしている。 一日に何度も、古民家を再現した家屋で地元の保存会の人たちがなまはげの「実演」をしてくださっている。 迫力抜群、人々の息遣いが聞こえてくる。 最初は行ってどうするの?みたいだった人も、一度見ると来てよかった、 連れてきてくれてありがとう、って言ってくれる。 こうした習俗は一朝一夕でできあがるものでもなく、それが代々継承されるのは さらに稀なこと。 お金で買ったり作ったりできない、人々の思いのこもった伝統です。 生まれたときからこういう習俗を、特別なものとしてではなく、日常の一環として生きてきた人がうらやましく思えました。 リゾートしらかみ号(五能線) 秋田から青森の日本海沿いを走る全席指定の観光列車。一日数往復、秋田と青森の間を走っている。 昔は線路が海の荒波にかぶれるくらいで、有数の難所だったらしい。 とにかく海沿いを走っている時間が長く、列車も窓が大きく、観光用にできている。 季節によっては車内で津軽三味線の生演奏もあるらしい。 名所では列車の速度を緩めて車掌が解説を入れてくれるサービス。 不老不死温泉 リゾートしらかみで秋田から北上、青森との県境を越えてすぐ。(なので青森ですね 汗) 海沿いの露天風呂はほとんど囲いもなく勇気がいる 笑 国立公園なので建造物を建てられないんだって。 温泉は、いまだかつてないほど「鉄分」系。とっても鉄の味がします。 十二湖 同じくリゾートしらかみで青森県境。たくさんの小さな湖沼からなる自然公園。ブナの林もある。 ここの一押しは「青池」。名前の通り、なんとも言えず不思議な ふか〜い青色をしています。なんでそんな色なのかは解明されないままとか。 本当に不思議で、みんな、見入っています。生命とか自然の不思議を感じさせられる。 土田牧場 ところ変わって県南方面。仁賀保(にかほ)高原です。 秋田の大学生の間では岩手の小岩井牧場の方が有名ですが 苦笑 濃厚なソフトクリームがおいしい。乳製品がいろいろあります。 フォレスタ鳥海(宿泊・入浴施設)とセットで楽しむのがよいかも。 蚶満(かんまん)寺 県南・象潟(きさかた)。松尾芭蕉も訪ねた場所で、もとは多数の浮島があった沼地。 いまは陸地となっているが、かつての浮島がぼこぼこと田んぼの真ん中に見える。 ちなみに私の場合、動機は不純で、このお寺の魅力はなんといってもそこに住みついた 猫の数々!あっちにもこっちにも、いったい何匹?縁側の下から、障子の間から、 猫が顔を出し、人懐こく、寄ってくる。隠れ猫好きスポットです。
その2:大曲の花火 大曲の花火2011の観覧記はこちら その3:西馬音内盆踊り その4:大日堂舞楽−知られざる世界遺産 今後、内陸線、竿燈祭りなどについても書きます。秋田ってすごい。 秋葉丈志のウェブサイトに戻る 関連外部リンク 秋田県公式観光サイト 2022.9.23 リンク一部修正